前日高値・安値インジケーターの使い方:MT5での表示設定とラインの見方

前日の高値と安値は、多くのトレーダーが節目として見ている価格です。MT5では前日高値安値インジケーターを使うと、この2本のラインが自動で引かれ、日付が変わるたびに更新されます。毎朝チャートを開いて手動で引き直す必要はありません。
この記事では、EdgeGraph FXが配布している前日高値安値インジケーターについて、入手から設定、ラインの見方までを解説します。
前日の高値・安値を自動で引く「前日高値安値インジケータ」を取扱説明書つきで配布しています
前日高値安値インジケータを入手するTable des matières
前日高値・安値が節目として見られる理由
前日高値は昨日いちばん高かった価格、前日安値はいちばん安かった価格です。
この2本を表示しておくと、今の価格が昨日の値動きの範囲に収まっているのか、それとも上か下に抜けたのかが一目でわかります。範囲の内側にいるうちは前日のレンジが続いていて、抜けたところから新しい値動きが始まる、という見方ができます。
多くのトレーダーが同じ価格を見ているため、高値や安値の手前で反発したり、抜けた直後に勢いがついたりすることがあります。ライン自体に力があるわけではなく、同じ基準を見ている人が多いことが理由です。

前日高値安値インジケーターでできること
配布しているインジケーターは、過去の高値・安値をチャート上に水平線の参照線として自動で描画します。
当日のチャートに前日のラインを引くだけでなく、指定した日数ぶんさかのぼって、日ごとのラインをまとめて表示できます。昨日はどこで止まったか、一昨日はどうだったかを並べて確認できるので、同じ価格帯が繰り返し意識されているかを見分けやすくなります。
表示されるのは日ごとの高値と安値です。たとえば5日分に設定しても、5日間を通した最高値と最安値に線を引くわけではありません。
通貨ごとの強弱まで確認したい方は、こちらの記事をチェック!
インジケーターの入手と導入
ダウンロードページの「前日高値安値インジケータ」から、PrevDayHighLow.zipを取得してください。解凍すると、インジケーター本体のPrevDayHighLow.ex5と取扱説明書が入っています。
利用するには、MT5でEdgeGraph FXの口座にログインしている必要があります。EdgeGraph FX向けのライセンスなので、他社のサーバーに接続した口座では動作しません。MetaTrader 5専用で、MT4では使えません。
MT5への追加方法がわからない方は、こちらの記事に手順をまとめています。
設定項目の一覧と使い分け
インジケーターをチャートに追加すると、入力パラメータの画面が開きます。値を変更して「OK」を押すと設定が反映されます。
設定項目の一覧
EdgeGraph FX 前日高値安値インジケーターの設定項目
| 入力項目 | 初期値 | 設定内容 |
|---|---|---|
| InpDaysToShow | 5 | 表示する日数 |
| InpHighColor | 赤 | 高値ラインの色 |
| InpHighStyle | 実線 | 高値ラインの線種 |
| InpHighWidth | 1 | 高値ラインの太さ |
| InpLowColor | ドジャーブルー | 安値ラインの色 |
| InpLowStyle | 実線 | 安値ラインの線種 |
| InpLowWidth | 1 | 安値ラインの太さ |
| InpShowLabel | true | ライン右端の価格表示 |
| InpFontSize | 8 | 価格の文字サイズ |
| InpPrefix | PDHL_ | 描画オブジェクト名の接頭辞 |
InpPrefixは描画オブジェクトの管理に使う項目なので、初期値のままで構いません。設定はあとからインジケーターのプロパティを開いて変更できます。
さかのぼる日数を決める
過去のラインをどこまで表示するかは、InpDaysToShowで決めます。初期値は5日分で、5日から10日程度が目安です。
日数を増やすほど過去の水準が増えるので、同じ価格帯が何度も意識されているかを確認しやすくなります。ただし増やしすぎるとラインが重なり、チャートが見づらくなります。まずは初期値のまま使い、物足りなければ10日まで広げるという順で調整すると迷いません。
線が見分けにくいときの調整
高値と安値は、それぞれ色・太さ・線種を個別に変えられます。ほかのインジケーターや自分で引いた水平線と紛らわしいときは、線種を破線に変えるか、太さを2以上にすると区別しやすくなります。
ラインの右端には価格が表示されます。文字が小さければInpFontSizeを大きくしてください。数字を消して線だけにしたい場合は、InpShowLabelをfalseにします。
ラインはいつ更新されるのか
ラインの更新は、日足バーが更新されたとき、または30秒ごとのタイマーチェックのタイミングで行われます。
ここで言う前日は、MT5の日足1本ぶんです。MT5の日足はサーバー時間で区切られるため、日本時間の0時とは一致しません。自分のチャートで日足がどこで切り替わっているかを一度確認しておくと、ラインが更新されるタイミングをつかめます。
ほかのツールやサイトと高値・安値の値が食い違うときは、同じ銘柄の同じ期間を見ているかを確認してください。東京市場の時間帯だけを集計した高値・安値と、前日まるごとの高値・安値では価格が変わります。
高値・安値に近づいたときの見方
価格が前日の高値や安値に近づいたら、そこで反転するのか、そのまま抜けていくのかに注目します。
上抜けたように見えても、すぐに押し戻されることがあります。抜けた瞬間だけで判断せず、そのあとも高値より上で推移しているかを見ておくと、だましを避けやすくなります。
ラインは過去の高値と安値を示すもので、反転やその後の値動きを保証するものではありません。線に触れたことだけを理由に売買を決めず、トレンドの向きやほかの根拠とあわせて判断してください。

同じ配布インジケーターでは、RCIを使った相場の勢いの見方も解説しています。
よくある質問
まとめ
前日高値安値インジケーターを入れておけば、毎朝手動で水平線を引く作業がなくなり、日付が変わるたびにラインが自動で更新されます。
設定で調整するのは、さかのぼる日数と線の見た目の2つだけです。まずは初期値の5日分で表示して、チャートが見づらければ日数を減らす、線が紛らわしければ色や線種を変える、という順で整えると迷いません。
ラインはあくまで参照線です。反転を保証するものではないので、ほかの根拠と組み合わせて使ってください。
前日の高値・安値を自動で引く「前日高値安値インジケータ」を取扱説明書つきで配布しています
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