酒田五法インジケーターの使い方:MT5での8パターンの見方とサインのタイミング

酒田五法は、ローソク足の並びから相場の転換や継続を読む分析手法です。ただ、三山や三兵といったパターンを、チャートをさかのぼって自分で見つけるのは手間がかかります。
MT5に入っているのはローソク足を描く機能までで、パターンを検出する機能はありません。インジケーターを入れると、この探す作業を自動化することができます。
この記事では、EdgeGraph FXが配布している酒田五法インジケーターを例に、8つのパターンの見方とサインが出るタイミングを解説します。
三山・三川・三空・三兵・三法を自動で検出する酒田五法インジケーターを取扱説明書つきで配布しています
酒田五法インジケーターを入手する酒田五法の5つのパターン
三山は、同じ高さの山が3つ続いたあとに下落へ転じるパターンです。天井圏で出やすいとされてきました。
三川はその逆で、底値圏から上昇に転じる形を指します。
どちらも、山同士や谷同士を結んだネックラインを抜けると、そこから動きが加速しやすいとされています。
三空は、窓を3本続けて空ける形です。上昇なら過熱、下落なら売られすぎのサインとして見られます。
三兵は、同じ向きのローソク足が3本続く形です。トレンドが出ている合図になります。
ただし、高値圏の赤三兵は上昇の息切れ、安値圏の黒三兵は反発の前触れとして見られることもあります。
三法は、大きく動いたあとに小さな足がいくつか続き、もう一度同じ方向へ抜ける形です。一時的な調整を挟んでトレンドが続くパターンとされています。
三川については、明けの明星や宵の明星として説明されることもあります。このインジケーターでは、谷が3つ並ぶ形を三川として検出します。
検出する8つのパターンとサインのタイミング
このインジケーターは、5つのパターンを上下の向きで分けて、合計8つを検出します。
EdgeGraph FXの酒田五法インジケーターが検出する8パターンとサインが出るタイミング
| パターン | 形の条件 | サインが出るタイミング |
|---|---|---|
| 赤三兵 | 陽線3本連続で切り上がる | 足の確定時 |
| 黒三兵 | 陰線3本連続で切り下がる | 足の確定時 |
| 三空踏み上げ | 上に窓を空けた上昇が3本連続 | 足の確定時 |
| 三空叩き込み | 下に窓を空けた下落が3本連続 | 足の確定時 |
| 上げ三法 | 長い陽線のあと小さい足が続き高値更新 | 足の確定時 |
| 下げ三法 | 長い陰線のあと小さい足が続き安値更新 | 足の確定時 |
| 三山 | ほぼ同水準の山が3つ | 山の確定から3本後 |
| 三川 | ほぼ同水準の谷が3つ | 谷の確定から3本後 |
三兵・三空・三法の6つは、その足が確定した時点で判定されます。次の足が動き始めた瞬間にサインが出ます。
パターンが出た足には、サインとしてパターン名が表示されます。初期設定では、上昇を示すものが黄緑、下落を示すものが赤です。

このインジケーターは、MT5でEdgeGraph FXの口座にログインした状態で動作します。
MT5へのインジケーターの入れ方が分からない方は、こちらの記事をチェック!
三山と三川が遅れて表示される理由
三山と三川の判定には、フラクタルという方法を使っています。ある足が山かどうかを、左右のローソク足と見比べて確かめる方法です。
右側の足が出そろうまで、そこが本当の山だったのかは分かりません。そのため確定までに、設定した本数分のタイムラグが出ます。
初期設定は3本です。サインが実際の山や谷より後ろに表示されても、不具合ではありません。
この本数は設定で変えられます。大きくすると確定はさらに遅れますが、小さな山谷を拾わなくなります。
機械判定と教科書の形のズレ
パターンの判定は、簡略化した機械的なルールで行っています。ヒゲの長さや実体の比率といった細かい条件まで検証しているわけではありません。
そのため、教科書で見た形と少し違うところにサインが出ることがあります。
サインは候補を拾うためのものでしかありません。トレンドの方向や、他の指標と合わせて確認しましょう。
設定できる項目
チャートに追加すると入力パラメータの画面が開きます。

EdgeGraph FXの酒田五法インジケーターの主な設定項目と初期値
| 設定項目 | 初期値 | 何が変わるか |
|---|---|---|
| フラクタル窓 | 3 | 大きいほど三山・三川の確定が遅れる |
| 同水準の許容誤差 | 1.5% | 大きいほど三山・三川が検出されやすくなる |
| 長い足の判定倍率 | 1.3 | 直近20本の平均実体の何倍から長い足とみなすか |
このほかに、5つのパターンごとに検出のON/OFFを切り替えられます。文字の色とサイズ、アラートの有無も変更できます。
よくある質問
まとめ
酒田五法のパターンは、MT5では自分で探すことになります。このインジケーターを入れると、8つのパターンを自動で見つけてサインを表示します。
覚えておきたいのは、三山と三川だけは判定が遅れることです。山や谷が確定してから表示されるので、形が完成したあとの確認に使うとよいでしょう。
サインが出ても、必ずしもそのとおりに相場が動くわけではありません。トレンドの方向や他の指標と合わせて判断してみてください。
EdgeGraph FXでは、このインジケーターを取扱説明書つきで無償配布しています。
同じく日本で生まれた分析手法をMT5で自動化したい方は、こちらの記事をチェック!
三山・三川・三空・三兵・三法を自動で検出する酒田五法インジケーターを取扱説明書つきで配布しています
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