RCIの設定方法:MT5の入力項目と初期値を解説

RCIの設定方法:MT5の入力項目と初期値を解説

RCI Triple Signalの設定は、MT5のインジケーター設定画面にある「インプット」タブで行います。初期値は期間が9・26・52で、5つのシグナルと矢印とポップアップアラートがオン、ダイバージェンス検出とマルチタイムフレームがオフです。

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目次

  1. 設定画面は「インプット」タブで変更する
  2. RCIの期間を変更する
  3. 線の表示・色・水平線を変更する
    1. 上昇・下降で線の色を変える
  4. 5つのシグナルを個別にオンオフする
  5. 矢印の表示を調整する
  6. アラートの通知方法を設定する
  7. MTFの設定
  8. ダイバージェンスは初期状態でオフ
  9. スケールタブの設定
  10. 目的別の設定の変え方
  11. 設定の保存とリセット
  12. よくある質問
  13. まとめ

設定画面は「インプット」タブで変更する

設定画面は、チャート上のインジケーターを右クリックして「プロパティ」を選ぶと開きます。画面には「共有」「インプット」「カラー」「レベル」「スケール」「表示選択」のタブが並びますが、RCI Triple Signalの項目はインプットタブにまとまっています。項目名は英語表記で、グループごとに区切られています。

RCI Triple Signalのインプットタブ(RCI SettingsからArrow Settingsまで)

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RCIの期間を変更する

「RCI Settings」には、Short RCI Period、Middle RCI Period、Long RCI Periodの3項目があります。それぞれ短期・中期・長期のRCIの期間で、初期値は9、26、52です。

RCI Triple Signalの期間の項目と初期値

項目名初期値役割
Short RCI Period9短期RCIの期間
Middle RCI Period26中期RCIの期間
Long RCI Period52長期RCIの期間

期間を短くするほど、RCIは直近の値動きに素早く反応し、線の上下動が大きくなります。長くするほど動きがなだらかになり、大きな流れが見やすくなります。期間を変えると、クロスや方向一致が起きる位置も変わるため、シグナルが出るタイミングも変わります。

線の表示・色・水平線を変更する

「RCI Display」では、3本の線ごとに表示のオンオフ(Show Short RCI、Show Middle RCI、Show Long RCI)、色、太さ、線の種類を変更できます。初期値は3本とも表示で、色は短期がDodgerBlue、中期がOrange、長期がMediumSeaGreen、太さは1、線の種類はSolidです。

「Horizontal Levels」では、Show +80 / -80 LevelsとShow 0 Levelで、±80ラインとゼロラインの表示を切り替えます。初期値はどちらもtrueです。

上昇・下降で線の色を変える

「Trend Coloring」には、上昇用のRising RCI Color(初期値Lime)と、下降用のFalling RCI Color(初期値Red)を指定する項目があります。これらを使うかどうかはEnable Dynamic Rising/Falling Colorsで切り替え、初期値はfalseです。

5つのシグナルを個別にオンオフする

「Signal Enable」には、Signal1からSignal5を個別に切り替える5つの項目があります。初期値はすべてtrueです。

RCI Triple Signalの5つのシグナルの項目

項目名初期値役割
Signal1: Short crosses +-80true短期RCIが±80ラインをクロス
Signal2: Short crosses Middletrue短期RCIと中期RCIのクロス
Signal3: Middle crosses Longtrue中期RCIと長期RCIのクロス
Signal4: All three same directiontrue3本のRCIが同じ向き
Signal5: Perfect alignmenttrue3本のRCIの並びが一致

「Signal Quality Filters」には、Min |Δ| at crossing bar to accept Signal1/2/3という項目が1つあり、初期値は0.0です。項目名にある0 = disabledのとおり、0.0は条件を使わない状態です。

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矢印の表示を調整する

「Arrow Settings」は、メインチャートに出る矢印の項目です。Global Arrow Switchが矢印全体のオンオフで、Show Signal1 ArrowからShow Signal5 Arrowでシグナルごとに切り替えます。

RCI Triple Signalの矢印の項目と初期値

項目名初期値役割
Global Arrow Switchtrue矢印全体のオンオフ
Show Signal1〜5 Arrowtrueシグナルごとの矢印のオンオフ
Buy Arrow ColorDodgerBlue買いの矢印の色
Sell Arrow ColorRed売りの矢印の色
Signal1〜5 Arrow Size1・1・1・2・2矢印の大きさ
Buy / Sell Arrow Wingdings Code233 / 234矢印の形を指定する文字コード
Signal1〜5 ATR Offset Multiplier0.36・0.6・0.84・1.08・1.32矢印の位置の調整
Divergence ATR Offset Multiplier1.56ダイバージェンスの矢印の位置の調整
Same-Candle Arrow Stack Step (x ATR)0.25同じローソク足に重なった矢印の縦の間隔
Delete This Indicator's Arrow Objects On Removaltrueインジケーターを外したときに矢印も削除

ATR Offset Multiplierは、ATRの倍率で矢印の位置を調整する項目です。ATRは直近の値動きの大きさを示す指標で、Signal1からSignal5まで初期値が少しずつ大きくなっています。名前に(legacy, unused)と付いたVertical Offsetの項目は使われていないため、変更する必要はありません。

RCI Triple Signalの矢印とRCIのサブウィンドウを表示したMT5のチャート

アラートの通知方法を設定する

「Alert Settings」では、通知の方法を切り替えます。Global Alert Switchがアラート全体のオンオフで、初期値はtrueです。通知方法は、Popup Alertがtrue、Push Notification、Sound Alert、Email Alertがfalseの状態から始まります。

RCI Triple Signalのアラートの項目と初期値

項目名初期値役割
Global Alert Switchtrueアラート全体のオンオフ
Popup Alerttrueポップアップで通知
Push Notificationfalseスマホへのプッシュ通知
Sound Alertfalse音で通知
Email Alertfalseメールで通知
Sound File Namealert.wav音のファイル名
Alert on Signal1〜5trueシグナルごとのアラートのオンオフ
Enable Cooldown Per Signal Typefalse「Signal Cooldown」の切り替え
Minimum Bars Between Same Signal5「Signal Cooldown」で同じシグナルの間に空ける最小の本数

スマホに通知したいときは、Push Notificationをtrueにします。プッシュ通知を受け取るには、MT5側でスマホのMetaQuotes IDを登録しておく必要があります。メールも同様に、MT5のオプションでメールの設定が必要です。

Alert on Signal1からAlert on Signal5は、アラートを出すシグナルを選ぶ項目です。矢印は出したいがアラートは不要というシグナルは、矢印のShow Signal ArrowをtrueのままにしてAlert on Signalだけをfalseにします。

MTFの設定

「Multi-Timeframe」には、Enable Multi-Timeframe ModeとRCI Source Timeframeの2項目があります。Enable Multi-Timeframe Modeの初期値はfalse、RCI Source Timeframeの初期値は1 Hourです。

RCI Triple Signalのインプットタブ(Arrow SettingsからSignal Loggingまで)

ダイバージェンスは初期状態でオフ

「Divergence Detection」のEnable Bullish DivergenceとEnable Bearish Divergenceは、どちらも初期値がfalseです。ダイバージェンスの検出を使うには、この2項目をtrueにします。ダイバージェンスには強気のBullishと弱気のBearishがあり、それぞれ個別に切り替えられます。

Pivot Confirmation Bars (each side)は、左右それぞれのローソク足の本数を指定する項目で、初期値は3です。矢印は、Bullish Divergence Arrow Colorの初期値Lime、Bearish Divergence Arrow Colorの初期値OrangeRedで、大きさはDivergence Arrow Sizeの初期値2です。

アラートは、Alert on Bullish DivergenceとAlert on Bearish Divergenceで切り替えます。初期値はどちらもtrueですが、検出そのものがオフのため、先にEnableの2項目をtrueにしないとアラートは出ません。

スケールタブの設定

RCIのサブウィンドウの縦軸は、「スケール」タブで固定されています。最小値の固定と最大値の固定にチェックが入り、最小値は-100、最大値は100です。RCIは-100から100の範囲で動くため、通常は変更しません。

RCI Triple Signalのスケールタブ(最小値-100・最大値100の固定)

目的別の設定の変え方

矢印を減らしたいときは、使わないシグナルのShow SignalN Arrowをfalseにします。矢印全体を消したいときは、Global Arrow Switchをfalseにします。

チャートを見ていない間に気づきたいときは、Push Notificationをtrueにして、MT5にMetaQuotes IDを登録します。Alert on SignalNでシグナルごとに選べるため、通知を受け取るシグナルを絞れます。

逆行を見たいときは、Enable Bullish DivergenceとEnable Bearish Divergenceをtrueにします。

設定の保存とリセット

インプットタブの右下には、読み込みと保存のボタンがあります。保存を押すと、変更した設定をファイルに残せて、読み込みで別のチャートに同じ設定を使えます。設定画面の下にあるリセットを押すと、各項目が初期値に戻ります。

よくある質問

Qダイバージェンスの矢印が出ないのはなぜですか?
AEnable Bullish DivergenceとEnable Bearish Divergenceが、初期値のfalseのままになっている可能性が高いです。この2項目がtrueになっているかを確認します。
Qアラートが来ないときは何を確認しますか?
AGlobal Alert Switch、使いたい通知方法、Alert on SignalNの順に確認します。Push NotificationとEmail Alertは、MT5側の設定も必要です。原因を調べるときは、Write Confirmed Signals / Alert Failures To Experts Logをtrueにすると、エキスパートタブのログで確認できます。

まとめ

RCI Triple Signalの設定は、インプットタブの項目を上から順に見ると整理できます。初期値のままで5つのシグナルと矢印とポップアップアラートは使え、ダイバージェンスとマルチタイムフレームは初期値ではオフです。

使い始めは初期値のまま表示を確認し、矢印を減らしたい、スマホに通知したいといった必要が出たときに、該当の項目だけを変更するとよいでしょう。

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