コピートレードとMAM・PAMMの違いとは?口座と出金の仕組みを解説

コピートレードとMAM・PAMMは、どれもほかのトレーダーの売買を自分の資金に反映させる方法です。
コピートレードでは、自分名義の口座で取引し、出金も自分で申請します。一方、PAMMでは資金を運用者の口座に預ける形になり、払い戻しを受けるには運用側の手続きを待つ必要があります。
この記事では、3つの方式の仕組みと出金の違い、コピートレードかどうかを見分ける確認事項を解説していきます。
Table des matières
コピトレとMAM・PAMMの違い
3つの方式の大きな違いは、売買を任せる範囲とお金の置き場所です。
コピートレード・MAM・PAMMで取引する口座と出金の違い
| 方式 | 取引する口座 | 出金・停止 |
|---|---|---|
| コピートレード | 自分名義の口座 | 自分で停止・出金申請 |
| MAM | 自分名義の口座 | 運用契約の条件による |
| PAMM | 運用者のマスター口座 | 精算日を待って払い戻し |
コピートレードでは、売買のタイミングはトレーダーに合わせますが、口座もお金も自分のものです。
一方、MAMとPAMMは、売買の判断も注文も運用者に任せる方式です。
ただし、MAMでは資金が自分名義の口座に残るのに対し、PAMMでは投資家の資金が運用者の口座に集まります。
そのため、PAMMで出金したいときは、自分の口座から引き出すのではなく、運用者の口座から持ち分を払い戻してもらう流れになります。
コピートレードは自分の口座で取引する
コピートレードは「コピトレ」とも呼ばれ、選んだトレーダーの売買を自分の口座で自動的に再現する取引方法です。
コピー先のトレーダーが新規注文を出すと、同じ銘柄・同じ方向の注文が自分の口座にも入ります。決済も同じタイミングで行われます。
コピーする比率は自分で決める
コピートレードでは、トレーダーと同じ取引量をそのまま使うのではなく、自分の資金に合わせた比率でコピーするのが一般的です。
たとえば、トレーダーが1ロットで取引していても、自分の口座では0.1ロットに抑えるといった設定ができます。コピーする金額や比率をどこまで細かく決められるかは、サービスによって変わります。
やめるときも自分で操作する
コピーを止めたいときは、自分の操作でフォローを解除します。
フォローを解除しても、保有中のポジションは自動で決済されないことがあります。解除したら口座のポジションを確認しましょう。
コピーする比率を大きくすると、利益だけでなく損失も大きくなります。
相場が急に動いたときは、トレーダーと自分の口座で約定価格がずれることがあります。
証拠金が足りないと、トレーダーの注文の一部はコピーされません。
MAMとPAMMの仕組み
MAMとPAMMは、どちらも運用者が投資家の資金をまとめて運用するための仕組みです。呼び方や細かい仕様は、業者によって異なります。
MAMは運用者がまとめて発注する
MAMは「マルチアカウントマネージャー」の略で、運用者が1つの画面から複数の口座へまとめて注文を出す仕組みです。
運用者が注文を出すと、その取引量が各口座の資金や設定に応じて振り分けられます。投資家は、自分の口座で行われた取引の履歴を1件ずつ確認できます。
PAMMは資金を運用者の口座に集める
PAMMは「パーセンテージ・アロケーション・マネジメント・モジュール」の略で、複数の投資家の資金を運用者のマスター口座にまとめて運用する仕組みです。
運用で出た損益は、投資家それぞれの持ち分の割合に応じて配分されます。たとえば、マスター口座全体のうち10%を出資していれば、損益の10%が自分の持ち分に反映されます。
PAMMでは、投資家が個々の取引を見られないことが多く、確認できるのは主に持ち分の損益です。
PAMMで出金に時間がかかる理由
PAMMで出金に時間がかかる主な理由は、ロックアップ期間、精算日、払い戻しを運用側が行うことの3つです。
ロックアップ期間がある
PAMMには、出資してから一定期間は出金できないロックアップ期間を設けているものがあります。期間は運用者ごとに決められています。
ロックアップ期間中は、損失が出ていても途中で資金を引き出せません。出資する前に、期間の長さを確認してください。
払い戻しは精算日を待つ
PAMMの払い戻しは、申し込んだその場で処理されるのではなく、決められた精算日にまとめて行われるのが一般的です。
精算日には、運用で出た損益や運用者への報酬が計算され、その後に持ち分が払い戻されます。そのため、出金を申し込んでも、実際に受け取れるのは精算が終わったあとになります。
資金を動かせるのは運用側
PAMMでは、投資家が自分の操作だけで資金を引き出すことはできず、運用側の払い戻しの手続きを待つ形になります。
一方、MAMは自分名義の口座ですが、運用中に出金や停止ができるかどうかは運用契約の条件で決まります。
なお、日本では、他人から資金を預かって運用したり、他人の口座の売買を任されたりする場合、運用する側に金融商品取引業の登録が必要になることがあります。個別のケースが当てはまるかどうかは、専門家に確認してください。
コピトレかどうかを見分ける確認事項
「コピートレード」と案内されていても、実際には資金を預けて運用してもらう形になっていることがあります。
始める前に、次の4つを確認しておきましょう。
1. 口座を自分の名義で開いたか
コピートレードでは、口座開設の手続きも本人確認書類の提出も自分で行います。
他人に口座を用意してもらう形は、コピートレードとは仕組みが違います。
2. 入金先が業者名義の口座か
FX業者の口座に入金するときは、振込先が業者名義の口座や業者が指定する決済サービスになります。
振込先として個人名義の口座を案内された場合は、入金する前に業者のサポートへ問い合わせてください。
3. ID・パスワードは自分で管理
ログインIDやパスワードを他人に渡して取引してもらう形は、コピートレードではありません。口座の操作そのものを任せていることになります。
コピートレードでは、トレーダーが投資家の口座にログインする必要はありません。
4. 出金を自分の操作で申請できるか
出金するために運用者への連絡が必要になっている場合は、コピートレードとは別の形で資金を預けている可能性が高いです。
EdgeGraph FXのコピートレード
EdgeGraph FXのコピートレードは、ご自身のEdgeGraph FX口座で取引します。出金は、通常の取引と同じくマイページから申請します。
コピートレードの内容について確認したい方は、support@edge-graph.com までお問い合わせください。
マイページから出金を申請する手順を画像付きで確認したい方は、以下の記事をチェックしてください。
コピトレとMAM・PAMMのよくある質問
まとめ
コピートレードは自分名義の口座で取引し、出金も自分で申請します。PAMMの場合は、ロックアップや精算日といった運用側のルールに沿って払い戻しを待つことになります。
EdgeGraph FXのコピートレードの手数料や始め方を確認したい方は、サポートまでお問い合わせください。







